のほほん帝国

のほほんとした雑記です。

うつ病になりました、原因と症状は?長時間労働してました!

うつ病の宣告

 人生で初めて訪れた心療内科で

 

「疲れてるね。君はうつ病だよ。」

 

 と医師は僕に宣告しました。

 『うつ病』という現実を突きつけられて、僕は涙が流れそうになるのをこらえました。しかし、それは悔し涙ではなく安堵の涙に近いものでした。

 医師から『うつ病』と告げられ、不調の原因が明らかになったからです。

   

 

最初の症状は不眠

 うつ病と診断される前、最初に顕在化したうつ病の症状は不眠でした。

 

 当時仕事が忙しく、終電よりも遅い時間に終わる(正確には仕事は終わっていない)生活が続きました。

 疲れているのに眠れない。眠ることができても夜中に何度も目が覚める。これでは疲れがとれるわけがありません。

 こうして疲労は蓄積していき、うつの病魔は僕の体を徐々に蝕んでいきました。

 

 

 

3ヶ月で5kgも痩せた

 僕はもともと痩せ型のもやし体型でしたが、うつの症状が顕在化してから体重が激減しました。3ヶ月で5kgも痩せてしまいました。

 痩せ型からの5kg減なのでもうガリガリです。自分で鏡を見ても気持ち悪いくらい痩せました。やーまーねー。

 なぜか痩せ始めてから食欲もなくなっていきました。なんというか食事の品数が多いと食べるのが面倒臭くなるのです。こうして悪循環に陥っていきました。

 

 

あらゆる趣味の意欲がなくなった

 僕はインドア、アウトドア問わず多趣味でした。

 

 よく晴れた休日は趣味でストレスを解消する絶好の機会ですが、何もやる気になれません。インドアでできる趣味すらやる気になれません。

 

 幼い娘がいますが、当時はまだ乳児でした。その時しかできない子育てを楽しむ絶好の機会のはずです。しかし、平日は夜遅く帰宅するのでそもそも会えません。かといって休日は子どもと遊ぶ体力、気力がまったくありませんでした。その上、よく眠れないので、家では寝室に篭りゴロゴロしてネットサーフィンばかりするようになりました。

 

 

人の言っていることがわからない、判断ができない

 そんな生活が続き、仕事の会議中や上司、同僚との会話など、人が話していることが理解できなくなるということが頻発してきました。

 僕の会社は楽天ではないので公用語は日本語です。言語の問題ではありません。認識できないのです。

 

 また、仕事の立場上、判断を求められる場面がありましたが、事の大小に関わらず判断ができませんでした。客観的な判断要素が出揃っていても、それを自分の頭で整理して結論を導き出せないのです。(正直これが一番困りました)

 

 このような典型的なうつ病の症状を感じながら、騙し騙し仕事を続けていました。

 

 実際この頃は、「うつは甘えではないか?」という気持ちもまだありました。しかし症状は辛いので、セルフチェックサイトで自己診断してみると、うつの特徴にピッタリ当てはまっていました。この初期段階で病院で治療を開始していれば...。

 

 そんななか、決定的な出来事となったのは休日に妻と何気ない話をしている時でした。ついに彼女の話していることさえ認識できなくなってしまったのです。放置していた病気は日常生活まで脅かす段階にまでなっていたのです。

 「これはやばい」

そう思い、その日のうちに心療内科の受診を決意しました。

 

 

心療内科どこも診てくれない

 家の近くの心療内科を調べ、土曜日でも診療を行っている病院を探しました。

 家の近くの心療内科の数は意外なほど多く、「この国病んでるなー」と思わされました。ところが、数ある心療内科はどこも飛び込みでの初診は受け付けてくれないらしく、初診は事前予約が必要とのことでした。

 

 では、予約はいつできるのか?

 

「今からですと初診予約は最短で1ヶ月半後になります。」

 

「この国病んでるなー」

 

 

1ヶ月半も待ってたら死んでしまう

 心療内科が初めてだったため知らなかったのですが、予約制は割と一般的なシステムのようです。しかし、切羽詰まった状態だからこそ、すぐに心療内科に行きたいのにそれが無理だとは。複数件問い合わせしましたが、どこも同じような反応でした。まじかよ、みんなそんなに初診まで待てるんですか?

 

 しかし、救う神はいるものです。予約制ではない心療内科が1件だけありました。それが冒頭の診療内科です。病院の口コミなんかをチェックしている余裕はありません。すぐにその心療内科へ向かいました。

 

 

うわっ...、僕のうつ度合い高過ぎ

 心療内科は初めてでした。医師に一連の症状を話し、うつ度合いのチェックを行いました。心理テストのような質問に1から5の5点満点で回答していくものでした。

 

 テストの点数が合計100点満点で30点以下ならば正常、30〜50くらいが適応障害、50〜80くらいがうつ病という目安になるものでした。

 

 僕は87点でした。もう完全に重度のうつ病じゃないですか。そして冒頭の宣告につながるわけです。

 

 

 

結局治療はどうすればいい?

 医師は1ヶ月ほど休んで心身の休養をとることを勧めました。結局、休養が一番の薬だからです。

 

 しかし、僕の会社は自慢ではありませんが、うつ病で休職する人が多いのです。僕は数多くの同僚が倒れていくのを見てきました。そして、それら休職者に共通するのは、その後の昇進の道が閉ざされたことでした。閑職に追いやられるか、激務の現場でヒラのまま消耗させられるか。

 つまり、うつ治療のための休職は僕の現在の会社での昇進の見込みがなくなる事を意味します。「男児たるもの一家の大黒柱であるべし」という男としてのプライドを人並みに持っているつもりだったので、昇進の可能性がなくなることを簡単には受け入れられません。しかも、僕には小さな娘がいます。これからお金がかかります。

 プライド、お金、自身の心身の健康、色々なものがぐちゃぐちゃに頭の中を駆け巡ります。

 

「改めて会社で上司と相談させてください...。」

 

 その場では決めきれず、そう情けなく答えるのが精一杯でした。そんな僕に医師は優しい言葉かけてくれました。

 

「いつでも診断書は書くから決して無理をしないように。」

 

 その日は精神安定剤と睡眠導入剤を処方していただき、投薬治療でしばらく様子を見る事にしました。

 

 今思えばこの時点で休職を選択すべきでした。

 

 その後は以下のような経緯で僕は休職を選択するのでした...。