次の目的地はハノーファー
次の目的地はハノーファーです。ニーダーザクセン州の州都で人口も50万人程度なので、それなりの規模の街です。
サッカー好きの方は「ハノーファー96」というブンデスリーガ1部に所属するクラブのホームタウン、ということでご存知の方もいるのでは。日本代表の酒井宏樹選手が所属していたことでも有名です。
2014年のドイツ旅行記シリーズは以下の通りです。
ドイツ旅行準備編 ドイツ語初心者の鉄道旅行記(1)
フランクフルト〜ミュンヘン編 ドイツ語初心者の鉄道旅行記(2)
バイエルンミュンヘン アリアンツアレーナ編 ドイツ語初心者のドイツ鉄道旅行記(3)
ミュンヘン編 ドイツ語初心者の鉄道旅行記(4)
ヴュルツブルク編 ドイツ語初心者の鉄道旅行記(5)
木組みの家の田舎町ハン・ミュンデン編 ドイツ語初心者の鉄道旅行記(6)
ハノーファー編 ドイツ語初心者の鉄道旅行記(7)
北ドイツの真珠ツェレ編 ドイツ語初心者の鉄道旅行記(8)
ハンザの女王リューベック編 ドイツ語初心者の鉄道旅行記(9)
北の大都会ハンブルク編 ドイツ語初心者の鉄道旅行記(10)
ブンデスリーガ観戦(バイエルンミュンヘン)編 ドイツ語初心者の鉄道旅行記(11)
ハンブルクフィッシュマルクト編 ドイツ語初心者の鉄道旅行記(12)
音楽隊の街ブレーメンとドルトムント編 ドイツ語初心者の鉄道旅行記(13)
大聖堂の街ケルン編 ドイツ語初心者の鉄道旅行記(14)
ドイツの電車は時間通りに来ないけど...
この日はGöttingen(ゲッティンゲン)という街でICE(ドイツの高速鉄道)に乗換えてハノーファーに向かいます。
それにしてもドイツの電車は時間通りに来ません。時間通りに来たことがありません。こう考えると日本の鉄道は優秀すぎますね。むしろその正確さが変態というか気持ち悪いと感じるレベルです。しかし勤勉と言われるドイツで遅れが頻発するのですから、他のヨーロッパの国の鉄道事情はどうなんでしょうか。
とりあえず、天気がいいのでゲッティンゲン駅のホームでハノーファー行きのICEを待ちます。本当に天気がよかったので、駅のホームでぼーっとしているのがしあわせすぎました。
遠路はるばる日本からドイツまで来て「何もしない」という時間が贅沢すぎます。音楽を聴きながら本を読んだり、飽きたらうたた寝してみたり。どうしても休みの少なさから詰め込み型の旅行にならざるを得ない日本人の旅行スタイルでは味わえない贅沢さです。電車が時間通りに来ないのも悪いことばかりではないですね。
そうこうしていると、わずか10分程度の遅れでICEがゲッティンゲンに到着。もはやこの程度の遅れではイライラしなくなりました。慣れって怖いですね。
ハノーファーに着いたら何をしようか、全くのノープランです。
ハノーファーはなかなかの都会
さて、ようやく目的地のハノーファーに到着しました。ニーダーザクセン州の州都なだけあってなかなかの都会です。とりあえず重たいバックパックを降ろしたいので、ホテルを探して街を彷徨います。多少迷いながらも親切なドイツ人に道を教えてもらいどうにか到着しました。
かわいいホテル、そしてドイツ語で意思疎通できた!
この日のホテルはここ。Hotel Garniという小さなホテルです。個人経営のホテルなんでしょうか?
まずはチェックイン。受付の気のよさそうな体格のいいドイツ人のおじさんに「ドイツ語喋れるか?」「少しね」と答える。この時点でかなり見栄張ってます。なぜならこの旅でまともにドイツ語で意思疎通に成功したことがないからです。
とりあえず全ては勉強だと前向きに考えてドイツ語でやりとり。僕の拙いドイツ語をしっかり聞き取ってくれました。この小さな成功体験だけでこのホテルにしてよかったと思えます。部屋もキレイでした。僕がミュンヘンで泊まったホテルとは雲泥の差です。
ハノーファー市庁舎すごい
まずはホテルの近くにあるハノーファー市庁舎に行ってみます。
これが市庁舎とは信じられませんね。自分の生まれた街の市役所と比べると...、いや比べてはいけなです。
ハノーファー市庁舎内には展望台まで斜めに登っていく名物のエレベータがあります。これは乗るしかない、とトライします。確かに斜めに進むしスリルがあるのんですが、古い建物の中をギシギシいいながら登っていくことの方がよほどスリルがありました。そして市庁舎から見るハノーファー市内の眺めはとても美しいものでした。
ヘレンハウゼン王宮庭園すごい
ヴュルツブルクで出会った日本人の学生K君からオススメされたヘレンハウゼン王宮庭園に行ってみます。キレイすぎます。一日ここで本でも読んで過ごしたいです。とにかく広いです。
Herrenhausen | Hannover.de | Home - www.hannover.de/Herrenhausen
ドイツに来てから初めてのマクドナルド
さて、夕食ですが、貧乏旅行で節約したいので今日はマクドナルド。ドイツで初めてのマクドナルドです。
ハノーファー方言は標準ドイツ語と言われ、聞き取りやすいといいます。しかし、店員のドイツ語はものすごく聞き取りにくかったです。それもそのはず、店員がみんな移民のようです。やはりドイツにあってもマックジョブということなんでしょうか。現実は厳しいですね。
今夜はチャンピオンズリーグ
ホテルに戻りテレビをつけると、チャンピオンズリーグのバイエルンミュンヘン対マンチェスターシティ戦を放送してました。オリバーカーンがコメンテーターで出演していました。
それにしても普段日本で生活していると、ゴールデンタイムにテレビでチャンピオンズリーグって違和感があります。でもヨーロッパの方にとってはこれが普通なんですよね。その時間、日本では夜中の3時半くらいですが、夜中に起きて眠い目をこすりながら同じサッカーの試合を見ている人たちがいるんだろうなぁ、と思うと不思議な気分になります。
結果はバイエルンが1-0でマンチェスターシティを下しました!
さぁ、ハノーファーに早々に別れを告げて、旅は北ドイツの真珠と呼ばれる街へと続きます。