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ブンデスリーガ観戦(バイエルンミュンヘン)編 ドイツ語初心者の鉄道旅行記(11)

初めてのブンデスリーガ観戦

 2014年9月20日、念願のブンデスリーガ初観戦です。

 対戦カードはハンブルガーSV対バイエルンミュンヘンです。

 当時のバイエルンミュンヘンはペップ・グラルディオラ監督の2シーズン目。トニ・クロースをレアルマドリーへ放出し、シャビ・アロンソを獲得したシーズンです。

 この日の試合開始は15:00から。この日は観戦しか予定がないので、ハンブルク市庁舎でも見てからゆっくりスタジアムへ向かいます。

 2014年のドイツ旅行記シリーズは以下の通りです。

 

ハンブルクも市庁舎すごい

 「ハンブルク人は跪かない」という言葉があるらしいです。すごいハンブルク人のプライドですね。これを体現した荘厳な市庁舎。ドイツの大都市は競い合うようにどこも市庁舎が立派です。

市庁舎前の広場では試合を盛り上げる両チームのフラッグ。気分が盛り上がります。

 街でもバイエルンのユニフォームを着たサポーターらしき人を見かけます。「Super Bayern! Super Bayern! Hey! Hey!」とバイエルンサポーターグループが歌っています。

www.hamburg.com

いよいよ試合会場へ

 他にすることもないので早めにハンブルガーSVのホーム、Imtech Arena(今はネーミングライツの期間が終わりVolksparkstadionに改称されました)に到着です。

 試合時間よりも早かったおかけで電車(S-Bahn)の混雑もほとんどありませんでした。

 なお、ブンデスリーガの試合チケットを持っているとスタジアムまでの近郊の電車代がチケット代に含まれ無料です。ハンブルクの場合はHVV(Hamburger Verkehrsverbund)が対象でした。会場の周りのサポーターは早くもビールを飲みまくっています。

  

スタジアム内部へ

 ついに入場。ブンデスリーガのスタジアムで生観戦する日がやってきました!

 

 ネットの体験談では「ブンデスリーガのスタジアムには一眼レフが持ち込みできない場合がある」とありましたが、難なく持ち込むことができました。ただし、ペットボトル、ビンは持ち込めませんでした。でもはっきり言ってチェックはザルでした。

 

 今回は指定席です。自分のシートに陣取ります。これなら選手もバッチリ見えそうです。やはりサッカー専用スタジアムは素晴らしいですね。

 ただ一つ残念なことはバイエルン側のアウェー応援席とは対角線上にあるということです。むしろ、ハンブルガーSVのサポータースタンドの一部です。せっかくミュンヘンで購入したSchweinsteiger(シュバインシュタイガー)の今シーズンのユニフォームも、この位置では着てくるわけにもいかず、ホテルに置いてきました。しかしながら、ハンブルガーSVのゴール裏の立ち見席ですらバイエルンのユニフォームを着ている人がちらほら見えます。あれは大丈夫なのか心配です。

 

試合前の練習

 試合前の練習。ハンブルガーSVの練習の時には大歓声。バイエルンの練習の時には大ブーイング。気分が高まります。

 試合開始時間が近づき、スタンドにもだいぶ客が入ってきます。

 

 ハンブルガーサポーターはファンデルファールトやラソッガのネーム入りのユニフォーム着用者が多かったです。2018年現在、どちらもクラブにはいません。それ以上に多かったのは、バイエルン、ハンブルガーサポーターともに自分の名前を入れている人たちでした。

 

いよいよスタメン発表!

 試合前のメンバー発表。

 

バイエルンはGKノイアー、DFダンテ、ボアテンク、ラフィーニャ、アラバ、MFラーム、ベルナト、ホイビェルク、シャキリ、ミュラー、FWピサーロ

 

ハンブルガーはGKドロブニ、DFヴェスターマン、ジルー、ディークマイアー、オストルツォレク、MFアルスラーン、スティーベル、ホルトビー、ニコライ・ミュラー、FWラソッガ

 

 どちらもかなり懐かしい名前がちらほら。ハンブルガーはホームなので当然メンバー発表時は大歓声です。

 残念ながらバイエルンはチャンピオンズリーグのマンチェスターシティ戦から中2日なので、かなりメンバーを落としてきています。相手は当時下位のハンブルガー(2018年の今も...)だし仕方ないです。シャビ・アロンソが見られないのは残念。

 

 対するホームのハンブルガーはヴェスターマン、ディークマイアー、ホルトビー、ニコライ・ミュラー、ラソッガ以外はよく知りません。当時バイエルンからレンタル移籍していたユリアン・グリーンをスタメンで見たかったですが、その後も開花することはありませんでしたね...。ただ、当時プレミアから帰ってきたばかりのホルトビーが見られるのでうれしかったですが、彼はシャルケ時代がピークでした。

 

ハンブルガーサポーターの大声援!

 ハンブルガーサポーターの歌がスタジアムに鳴り響く。気がつけばスタジアムは満員です。

 

 いよいよ両チームの選手が入場。ホームの大歓声に後押しされて入場してくるハンブルガーの選手がとてもカッコよく見えました。これがホームの素晴らしさか...。

 

 試合開始に向け一段とボルテージが上がるハンブルガーサポーター。

 

15:30 いよいよキックオフ!

 いよいよキックオフ。

 

 まず目に付いたのはアラバの上手さ。この日のバイエルンの前半は完全にアラバを中心に組み立てられていました。上手すぎます。このアラバが宇佐美貴史とサイドアタッカーの序列を争っていたことがあったとは今となっては信じがたいです。ただ、この試合途中で際どいファールを犯して以降、アラバにボールが渡る度に激しいブーイングが浴びせられていました。すごい声量のブーイングでした。

 

 あとはやはりノイアーの変態的なポジショニング。ペップ時代は極端でしたね。

 普段、テレビ観戦ではフレームアウトしている部分でノイアーはこんなところにいます。

 もうほとんどセンターサークルじゃないですか。

 試合展開を全く無視して、ノイアーのポジションを目で追っているだけでも、当時のバイエルン戦は楽しかったですよ。

 

ハンブルガーサポーターはブレーメンがお嫌い

 もちろん試合自体も盛り上がっていましたが「他会場でアウグスブルクがブレーメンを逆転した」との速報がスタジアムに表示された瞬間。

 

「Jaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!」

 

 おそらくスタジアムが一番盛り上がったのがこの瞬間でした。スタジアム中のハンブルガーサポーターが絶叫しています。よっぽどブレーメンが嫌いなんですね。まぁノルドダービーのライバルクラブですから。私の席の隣はおとなしそうなおじいさんでしたが、この瞬間は彼も絶叫していました。

この後、アウグスブルクがもう1点追加して4-2とブレーメンを突き放しますが、その時の盛り上がりもまた凄かったです。

 

肝心の試合は...

 肝心のハンブルガー対バイエルンの試合展開は、常にボールを保持するバイエルンに対してハンブルガーSVがパスコースを消してよく守っていました。時折見せるハンブルガーのカウンターに迫力があり、両チームの順位、戦力差を感じさせない試合でした。

 これは当時のバイエルンがダメな時の典型的な試合。後半にシャビ・アロンソ、ゲッツェ、レヴァンドフスキを投入しテコ入れをはかるもハンブルガーを崩せません。

 

 結局試合は0-0で終了しました。得点シーンが見たかったけど、それなりに現地観戦だからこそ見所のある試合でした。ちなみにハンブルガーはスコアレスドローながら上位チーム相手に勝ち点を獲得した勝ったかのようなお祭り騒ぎでした。

 

試合後の帰り道、みんなガラ悪い...

 最寄りのStellingen駅までは大混雑でした。50,000人以上の観客のほとんどが一斉に小さなローカル駅に殺到するのだから無理もありません。ハンブルガーサポーターはバイエルンを罵倒するチャントを歌いながら駅へ向かっています。

 

 タチの悪いハンブルガーサポーターはバイエルンサポーターにいきなり肩を組んで「よぉ、バイエルンのクソ野郎は情けないな〜?」と罵倒し始め、「ハンブルク!ハンブルク!」と叫んでいます。

 

 バイエルンサポーターで背番号12「FRANZ」と自分の名前を入れているおじさんがハンブルガーサポーターに絡まれていました。ラソッガのユニフォームを着たメガネのデブの少年(12歳くらい?)が散々フランツさんを罵倒した後、「リベリはクソ野郎、ロッベンもクソ野郎、フランツもクソ野郎〜♪」と声変わり中のしゃがれ声で歌い始めました。おじさんとしてもたまらない屈辱だったでしょうが、バイエルンの誇る両翼と同列に扱われたことがせめてもの救いでしょうか...。

 

 私もバイエルンのユニフォームを着ていたら、一体どんな言葉で罵倒されたことか。想像したくないですね。

 

電車の中もみんなガラ悪い...

 並んでようやく乗れた帰りの電車(S-Bahn)は当然混雑。意外な形でドイツの満員電車を体験しました。満員の車内なのにハンブルガーSVのサポーターが電車の壁を激しく叩きながらリズムをとってバイエルンを罵倒するチャントを歌っていました。

 

 途中の駅でキャリアウーマンらしき女性が乗車してきました。車内の光景を見るなり「うわ、しまった...。」と嫌悪感を露わにしました。確かに車内はハンブルガーやバイエルンのユニフォームを着た輩たちが汚い言葉で絶叫していました。これではサッカーに興味がない人はサッカーを嫌いになってしまいますね...。

 

ホテルのバーではマインツ対ドルトムントを中継中

 ホテルに帰ると、ホテル内のバーの大画面テレビでマインツ対ドルトムント戦の試合を放送していました。

 現地のドイツ人たちに紛れ今度はテレビ観戦です。後半からの観戦になりました。人気クラブのドルトムントはそれなりにアンチも多いです。ドルトムントが決定機を逃す度に大歓声が起こっていました。そして後半21分に当時マインツに在籍していた岡崎が決勝点をあげた瞬間、「Okazakiiiiiiii!!!!」と凄い歓声。私もその輪に入って日本人ストライカーのゴールを祝いました。

 

結局2-0でマインツの勝利。バーは大歓声に包まれたのでした...。

 

 

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