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投資の種類とメリット、デメリットを初心者向けに解説

最終更新日)2018年5月19日

投資に興味のない人でも知らないうちに投資をしている

 資産の分散は非常に重要です。

 例えば、資産の全額を銀行の預貯金で保有している場合、物価が上昇した時に対応できません。しかし、日本人には投資にあまり積極的ではありません。にも関わらず、日本人の大半は投資に縁のある生活を送っています。

 

 それは持ち家という不動産投資です。

 

 大半の日本人の資産の割合は不動産が大半を占めるという、偏ったポートフォリオです。投資の世界の格言には「1つのカゴに卵を盛るな」があります。資産を分散してリスク管理せよ、ということですが、この偏ったポートフォリオはこの格言を無視したものです。

 

 しかもサラリーマンの大半は、いつの間にか確定拠出年金で退職金を投資運用させられています。

 

 つまり投資に興味のない人でも知らないうちに、なんらかの投資をしているということです。

 

 投資で資産運用をするためには、勉強が必要です。なぜなら、投資の世界はいきなりプロと同じ土俵で実戦で戦わなければなりません。投資家のレベル別に分かれてはいません。練習できる場もありません。初心者の投資家は絶好のカモです。

 

 また、うまい儲け話をもちかけられるかもしれません。仮にそんな投資方法を僕が知っていれば、ブログに書かずにこっそり一人でやっています。他人にすすめる時点でうまい儲け話ではないということです。

  

 ここでは、初心者でも比較的簡単にできる各投資のメリット、デメリットを僕の経験から正直に解説していきたいと思います。 

 

 

 

投資の種類

投資の種類にはたくさんのものがあります。ここでは以下の投資手法を紹介します。

  • 不動産投資(持ち家、土地購入、マンション投資)
  • 国内株式(日本株)
  • 投資信託
  • FX(外国為替証拠金取引
  • 外貨預金
  • 地金投資(現物)
  • ソーシャルレンディング

 

 

不動産投資(持ち家、土地、マンション投資)

オススメ度★☆☆☆☆

 持ち家、戸建、土地、アパート、マンションを買うことです。しかし、日本は人口減少に転じていますから、これからは買い手が減っていきます。需要が減るのですから、多くの不動産の資産価値は減っていきます。

 つまり、投資という観点から見れば損する確率が高く、オススメはできません。特に、少し前に流行ったワンルームマンション投資は絶対に手を出してはいけません。

 それでも家は感情で買うものですから、損得関係なく住みたい家に住む、ということであれば否定はしません。日本は昔、土地神話があったため、年配の方は未だに持ち家の早期購入をすすめてくる人が多いです。ちなみに僕は賃貸派です。

 

メリット:

  • 将来的な地下の上昇が見込める地域であれば、転売による利益が得られる

デメリット:

  • 家(上物)はあっという間に資産価値がなくなる(住んだ瞬間に3割下落)
  • 人口減少に伴い、一部の都心を除いて土地の資産価値が減っていく
  • 急に現金が必要になった場合でも、不動産が売れるまで現金化が難しい

 

 不動産に関する僕の意見は、以下のエントリで詳しく書いています。

 

 

 

国内株式投資(日本株)

オススメ度★★☆☆☆

 日本国内の企業の株を買うことです。

 ここ数年は日本の株価も上昇していますが、結局はアメリカの株価の影響を強く受けます。ですから、アメリカの株価が下落すれば、日本企業の業績が好調でも、株価は下落してしまいます。結局はアメリカのおもちゃにされている状態です。

 また、株式投資ではファンダメンタル派とテクニカル派というワードを聞く機会があるかもしれませんが、それは投資相場における宗教のようなものなので、無視して結構です。結局はアメリカのおもちゃにされているので、アメリカの株価の変動からは逃げられないのです。

 

メリット:

  • 配当金収入、株主優待など売買以外でも利益が見込める
  • 株券の発行会社が倒産(もしくは上場廃止)しない限り、株価が下落しても売らなければ損はせず、配当金収入が見込める
  • 上記の理由から、長期投資での利益を考えるべき(デイトレーダーなどは目指すべきではない)

デメリット:

  • 株価が下落した場合、株価回復までの回収期間が予測不能(最悪、株価が回復せず回収不能)
  • 相場が開いている時間は株価が気になり、本業に集中できなくなる可能性がある

 

 

投資信託

オススメ度★★★☆☆

 プロに手数料(信託報酬)を払って、資産運用を委託する商品です。様々な投資商品でポートフォリオを組んでリスク分散してくれます。ほったらかし運用が可能なので、初心者やサラリーマンには向いている、と言えます。確定拠出年金の運用もこれが多いですね。
 近年では国際分散投資できる商品や、外貨建ての商品もあります。しかし、これもまたアメリカの株価からは逃げられない運命にあります。

 また、プロといっても決して高いパフォーマンスは期待できません。元本割れのリスクすらありますので、投入する資金はよく考えてください。

 

メリット:

  • ほったらかし運用が可能なので、初心者やサラリーマン向け
  • 国際分散投資や外貨建てなどでリスク分散可能

デメリット:

  • プロに任せるとはいえ、もちろん元本割れのリスクはある
  • 長期投資前提での商品設計なので、緊急時の出金が難しい場合がある
  • 手数料により、運用利益を相殺してしまう場合がある(最悪の場合、マイナス)

 

 論より証拠なので、話題の投資信託WealthNaviに僕の資金を投入して試してみました。以下にレビュー記事のエントリを貼ります。辛口です。

 

 

FX(外国為替証拠金取引)

オススメ度★☆☆☆☆

 外国の通貨の変動相場を予想して差分で儲ける商品。また、レバレッジをかけることにより少ない元手で一獲千金も可能ですが、その逆もしかり。正直、なぜこれを投資と呼ぶのか理解できません。結局はゼロサムゲームですし、こんなものはただの丁半博打です。

 また、各FX会社ともに、スワップ金利と呼ばれる通貨間の金利差を利用して、毎日利益が得られるとアピールし、健全な投資商品を装ってはいますが、所詮博打です。

 しかし、外貨預金のつもりでレバレッジをかけなければ、割安な外貨預金ツールとしての利用も可能です。それ以外の使い方はすべきではありません。

 僕はリーマンショクの際に、FXに手を出しており、儲けが一気に吹き飛びかなり痛い目を見ました。

 

メリット:

  • 外貨貯金のつもりでレバレッジをかけなければ外貨預金よりもかなり低い手数料でお得に運用ができる

デメリット:

  • しょせん丁半博打と変わらないので投資とは言い難く、長期の投資による資産形成には不向き
  • 為替相場は24時間稼働しているため、相場を気にすると24時間ストレスを抱えるハメになる

 

 

外貨預金

オススメ度★★★☆☆

 日本円ではなく、外国の通貨で預貯金を形成する方法。為替相場が変動すれば利益を得られますが、当然その逆のケースもあります。

 もし、海外金融機関の口座を持っているならば、仮に日本国内の金融機関の預金封鎖が行われた場合でも資産の保全が可能です(日本でも1946年に預金封鎖の実績はあります)。国内金融機関の外貨口座ではダメです。

 これは大きく儲けようという目的の投資方法ではありません。あくまで資産保全が主目的になります。もし語学力があるなら、外国旅行の際に現地で銀行口座を作るのも楽しいかもしれません。

 

メリット:

  • 海外金融機関の口座を持っているならば、資産の保全が可能

デメリット:

  • 為替相場の変動により、預金額が目減りする可能性がある(メリットの裏返しでもある)
  • 海外口座への送金は、年々国による監視と制限が厳しくなっている
  • 国内金融機関の外貨預金口座では真の意味での資産保全はできない

 

 

 

地金現物による金投資

オススメ度★★★★☆

 その名の通り、金の現物を買う投資です。金の価値はいつの時代も常に一定なので、仮に貨幣の価値が大きく変動しても金の価値は変わりません。

 そのため、資産を増やすという目的には向きません。資産の保全が目的となります。

 

メリット:

  • 金の価値はいつの時代も常に一定、仮に貨幣の価値が大きく変動しても金の価値は変わらない

デメリット:

  • 金を現物で保管することになるので、家庭内での保管場所に困る(金庫などが欲しくなる)
  • 資産を増やしたいのであれば向かない(あくまで資産の保全)

 

 金投資に関しては、以下のエントリで詳しく書いています。 

 

 

 

ソーシャルレンディング

オススメ度★★☆☆☆

 ソーシャルレンディングは個人で銀行の真似事ができる投資です。個人投資家がソーシャルレンディング業者経由で主に中小事業者へ30,000円程度の小額から融資できます。年利5〜10%程度の利息収入を得られるため、ミドルリスクミドルリターンといわれています。

 

メリット:

  • 30,000円程度の小額から個人での融資が可能なため、少ない資金で始められる
  • 貸倒れがなければ、融資額に対して年利5〜10%程度の利息収入を得られる

デメリット:

  • 貸倒れのリスクがあり、その場合は元本割れする
  • ソーシャルレンディング業者の融資審査が、銀行などに比べ甘いと推測される(貸倒れリスクが高い)
  • 融資先の事業者の事業計画書を、投資家が見ることができないという致命的な欠陥がある

 

 ソーシャルレンディングに関しては、以下のエントリで詳しく書いています。 

 

 

 

まとめ

 参考になったでしょうか。

 

 僕の経験から言うと、初心者とサラリーマンの投資は必ず長期投資にすべきです。そうでなければ常に相場に気を取られ、本業がおろそかになってしまいます。短期間で大きく儲けようという考えは捨てましょう。専業トレーダーを目指すならご自由に。

 あとはここに記載していませんが、あとは仮想通貨などの投資があります。G20で各国が引締めを強化しているため、先行きは不透明なようです。

 


 投資はあくまで自己責任です。自分のスタイル、余裕資金額、性格にあった自分のポートフォリオを組んで、独自の資産形成を考えてみてください。