のほほん帝国

のほほんとした雑記です。

プレミアムフライデーから感じた日本の長時間労働がなくならない理由

長時間労働の責任は労働者にもある

 昨日(2018年3月30日)はプレミアムフライデーでした。

 相変わらず定着しないこのプレミアムフライデーという取り組みですが、それに対するTwitterのツイートなどを見て、日本の長時間労働の原因はブラック気質な経営者だけではなく、労働者にも責任があると思いました。

 その理由を以下に記載します。

 

 

 

経営者はプレミアムフライデーを導入する必要はない

 僕の会社もプレミアムフライデーの「プ」の字も出てきませんでした。

 確かに忙しい月末金曜日という、制度設計のまずさはあります。

 しかし、経営者目線で考えれば、そもそもプレミアムフライデーなどを導入する必要はないのです。罰則などの法的拘束力があるわけではないからです。善意のある経営者が運営する職場であれば、最初から残業による長時間労働という概念すらないはずです。
 そう、経営者は善意で会社を運営しているわけではないのです。 

 

 

プレミアムフライデーに対する労働者の皮肉ツイートの数々

 昨日のツイッターはプレミアムフライデーに対する皮肉ツイートで溢れていました。

  • プレミアムフライデーってまだやってたの?
  • さすがプレミアムフライデー!1時間30分残業してやったぜ
  • そして、うちの会社にプレミアムフライデーの概念はないようだ…

 これらを見てどう感じますか?その通りだと同意しますか?

 うつ病になる前の僕も彼らと同類だったでしょう。きっとうつ病で休職していなければ、同じようにプレミアムフライデーに対する皮肉のツイートをして、せめてもの気晴らしをしていたことでしょう。

 しかしこれらのツイートをしている彼らは「口を開けて待っていれば上から餌が降ってくる」とでも思っているのでしょうか?

 そんな場所はこの世のどこにもありません。そう考えれば、そんな皮肉ツイートをしていたり、社畜など自虐している暇などないはずです。

 

 

赤ちゃんだって眠かったり、お腹が空くと泣いて知らせる

 人間は誰でも赤ちゃんの時は、眠かったり、お腹が空くなど、不満があれば泣いて知らせます。これは育児をしていて、改めて気がついたことです。


 しかし労働者はどうでしょうか? 

  • 誰か経営者に不満を伝えたのでしょうか?
  • プレミアムフライデーの導入を経営者に提案したのでしょうか?

 もはやこれはプレミアムフライデーだけの問題ではありません。日本に蔓延する長時間労働の原因も同じです。

 僕もうつ病での休職前は、何も声をあげなかった側の人間なので偉そうな事は言えません。しかし今は違います。うつ病で休職中ですが、会社に言いたいこと、改善策をどんどん提案しています。
 そんな僕から見ると、なぜあの時声をあげなかったのか?思い返すだけで、とても恥ずかしく、情けなくなります。

 労働者はSNSや居酒屋で会社の愚痴を言うだけ、それだけで勝手に不満のガス抜きをしているのだから、経営者は本当に楽勝です。
 あなたも自分が経営者だったらそう思うでしょう?

 

 

 

不満の声を上げないのは同意していることと同じ

 ではなぜ声を上げないのですか?

「いくら声を上げても、どうせ変わらない」そんなあきらめの気持ちがありませんか?
 文句を言っても、それを伝える相手を間違っていることに気がつきませんか?


 これでは経営者の望む長時間労働を容認しているのと同じことです。

 つまり労働者も、不満の声を上げないのは、長時間労働を容認、加担しているのと同じことなのです。

 有給休暇の取りにくさにしても根にある問題は同じです。労働者が文句を言いながらも従順に働くのだから、経営者はマジで楽勝です。
 その従順さにうまくつけ込まれたのが、今の日本の社会だと思います。

 

 

 

では労働者はどうするべきか?

 自分もカウンセラーの方に言われて初めて気がつきました。

 「現状に不満があるのに、何も行動しないのは、みんなと同じ行動をしている方が安全だと、あなたが判断したからですよ。」

  そこからです。僕が会社に対して、業務や体質改善の声を上げるようになったのは。それに対する会社の態度は、到底僕の納得できるものではありません。

 「そんなのできると思っているの?」

 「他の会社でもそんなことやってないですよ?」

 僕の改善案は会社にそう言われました。これで「ハイ、そうですね。」と納得できる人間がいますか?

 

 本来、こういったことは労働組合の仕事でしょう。しかし、正直言って日本の労働組合はおままごとです。予定調和の中でポーズだけの交渉を行う団体になり下がっています。

 だからこそ、個人が不満に対するしっかりとした提案を会社にしていく必要があると考えています。

 社畜と自虐するのは結構ですが、僕はもう二度と会社への不満に対して黙るような、愚かな事はしません。