なぜヤンキーはキティちゃんのサンダルを履くのか?
あなたは深夜のドンキホーテなどで、キティちゃんのサンダルを履いたヤンキーを見たことがあるでしょうか?たいてい、彼らは上下スウェット、もしくはジャージにキティちゃんのサンダルという着こなしです。
これは僕の田舎だけの現象かと思ったら、どうやら日本全国各地で目撃談が相次いでいる事例だそうですね。しかもいまだに続く謎の文化です。
しかし、不思議に思ったことはありませんか?
この「ヤンキー」×「キティちゃんのサンダル」というスタイルは一体どこから広まったんでしょうか?
錬金術、魔法、天動説...。
あらゆる謎を解明してきた科学の力をもってしても、この謎はいまだに解明されていないのです。僕らの生まれくるずっとずっと前にはもうアポロ11号は月に行ったっていうのに。
しかも、人類が生み出した最高の集合知、Webの力を使ってネットで検索しても、この謎に対する納得できる最適解にはたどり着けないのです。
これは興味が湧いてきました。
専門雑誌があるのか?
ヤンキーカルチャー専門雑誌があるのか?
僕も最初にこれを疑いました。
伝説のヤンキー雑誌、「ティーンズロード」の意志を継いだヤンキーカルチャーの専門雑誌があるのではないか?ということを。
だが、ちょっと待って欲しい。
そんな雑誌があるのならば、すでにネット検索でその存在がわかるはずです。しかし、そんなものをほのめかす事実はありません。
ということで、専門雑誌説は消えました。
もしや集合的無意識ではないか?
この情報化時代の現代において、キティちゃんサンダルという事実はあるのに、ネット上のどこにも発祥の痕跡がないというのはあまりにも不可解です。
とすると、答えは人間の中にあるのではないのでしょうか?
もはや僕の脳で考えられるのは、集合的無意識しかありません。
集合的無意識とは、以下のように定義されています。
集合的無意識(しゅうごうてきむいしき、ドイツ語:Kollektives Unbewusstes、英語:Collective unconscious)は、カール・グスタフ・ユングが提唱した分析心理学における中心概念であり、人間の無意識の深層に存在する、個人の経験を越えた先天的な構造領域である。普遍的無意識(ふへんてきむいしき)とも呼ぶ。個人的無意識の対語としてあり、ユングはジークムント・フロイトの精神分析学では説明の付かない深層心理の力動を説明するため、この無意識領域を提唱した。
(Wikipediaより引用)
わかりやすくいうと、民族や集団、地域が違うにも関わらず、神話などには同じようなエピソードが多いのです。一例として、ヨーロッパのドラゴンに対して、中国には龍という架空の生物が存在します。これは民族や人類に共通する無意識の領域に刷り込まれている記憶ではないか、ということです。
つまり、日本中のヤンキーの、いや、我々人類の無意識の領域に「キティちゃんのサンダル」が刷り込まれているということです。
そして、日本のヤンキーがいち早く、その無意識の記憶にアクセスすることができたのだ、と僕は考えています。
もしや、これはジオン・ズム・ダイクンの提唱したニュータイプそのものではないでしょうか。シャア・アズナブルが人類への変革を訴えたトンデモ理論です。
そうすると、日本のヤンキーたちは、人類が宇宙で暮らす前にも関わらず、ニュータイプへの変革を遂げてしまったことになります。
これはすごいことです。興味は増すばかりです。
集合的無意識について詳しく調べてみた
確信を得た僕は「集合的無意識」でgoogle検索しました。
すると、出るわ出るわオカルト論の数々...。気分が悪くなってきました...。ムーでも読んでいた方がまだマシです。そして、僕は検索結果をそっと閉じました。
真相は今も闇の中です。
たまにはこういう文章を書いてみたかったんですよ...。