プロブロガーとは何か?
プロブロガーの定義とは何でしょうか?
Twitterで聞いてみたところ、何人かのフォロワーさんから以下のような定義ではないか?というお答えをいただきました。
- 専業か兼業か
- 現在の生活水準を保つくらいのお金をブログから稼いでいること
確かにプロブロガーと言えば「専業で十分な収益をブログから得ていること」というイメージですね。
そういう意味では大多数のブロガーはサラリーマン兼業でわずかな収益を得ているだけなので、プロブロガーには該当しませんね。もちろん僕もです。
サラリーマンブログはつまらない?
ところで、サラリーマンブログはつまらないとおっしゃった有名ブロガーさんがいます。
「収益...たったの5円か...ゴミめ...」
「えぇ...?!」
僕はそんなことないと思っています。以下のとくさん(id:nori76)のブログなどはサラリーマンブログの最高峰だと思っています。(この方は経営側ですが)
常に有益な情報を提供してくれますし、コンテンツによっては有料でもおかしくない内容の濃さです。こんな文章を書ける人はなかなかいません。
本来、ブログの読者の大部分はサラリーマンなので、読み手のサラリーマンが共感できる内容がないとおもしろくないのです。とくさんの文章は、経営の現場と密接な関わりがないと書けない内容です。そして、なによりも多くのサラリーマンにとってありがたい情報なのです。
自ら社会との接点を狭めたプロブロガーにとってのおもしろいコンテンツなど知ったことではありません。彼らはもう社会の現場で起こっていることはわからないからです。
プロブロガーの記事はおもしろいか?
では、専業で十分な収益を得ているプロブロガーさんの文章はおもしろいでしょうか?
僕の素直な感想としては「プロブロガーの文章はつまらない」です。
中島らも氏、みうらじゅん氏、大槻ケンヂ氏の文章を見て育った僕には、あまりにもつまらなすぎます。
それもそのはず、プロブロガーは文章のプロではないのですから。
(あ、上であげた御三方も本来、文章のプロではない人もいるか...)
つまらないだけならいいのですが、何の役にも立ちません。彼らは読み手との共感を自ら放棄しているのだから当然です。
でもプロブロガーはつまらない文章でもしっかり収益を上げているんですよね。そこは素直にすごいことだと思います。
つまり、「おもしろい文章」と「収益を上げているブログ」は必ずしも一致しないことがわかります。
どうやってつまらない文章で収益を上げている?
ではどうやってプロブロガーはつまらない文章でブログから収益を上げているのでしょうか?
結局、彼らに漂うのは金の匂いなんです。そうすれば自然と信者が寄ってきて金を巻き上げられます。
「私の収益は530,000です」
信者もその後光に誘われて、結局お金が欲しいだけ。
もし、プロブロガーの文章に感銘を受けている人がいるとすると、それは危険です。世の中を知らなすぎます。もっと普遍の名著でも読んで勉強してください。
これって、ネズミ講やネットワークビジネスの世界と何も変わらないのですよ。ア◯ウェイかアフィリエイトかの違いだけです。業界の構造は同じです。
プロブロガーは会社という組織に頼らず稼いでいることで、自分の能力があると過信しているかもしれません。しかし、アフィリエイトという仕組みに乗っかるだけで、彼らは何も新しいものは生み出していないのです。
Googleやアフィリエイト業者の気まぐれで収益がなくなる可能性もあるのです。
しかし、彼らは余裕です。言うなれば、フリーザの第二形態の余裕っぷりです。
「プロブロガーは信者が増えるたびに収益がはるかに増す...。収益源をあと2つもオレは残している...。有料noteと有料サロンだ...。」
「プロブロガーは信者が増えるたびに収益がはるかに増す...。収益源をあと2つもオレは残している...。社☆祭りとエクストラだ...。」
「えぇ...?!」
最後に
言いたい放題文句を言ってきましたが、プロブロガーが今後どうなろうと知ったことではありません。
しかし、厄介なことにそんなプロブロガーに影響を受けている人たちがたくさんいるのが事実です。
そして、プロブロガーに影響を受けた彼らは小銭のために駄文を量産してwebの世界を汚していきます。もうGoogleの検索結果は薄汚れています。ブログの記事タイトルも定型文のようにSEO対策済みです。
それがどんな新しい価値を生み、世界をどう良くしていくというのでしょうか?
彼らにはどんどんネットの世界をつまらなくしているという自覚はあるんでしょうか?最終的には自分たちの機会損失になるというのに。
ま、その日の収益さえ上がればそれでいいのでしょうね。