のほほん帝国

のほほんとした雑記です。

育児と在宅ワークの両立は困難だと思った話

在宅ワーク拡大では少子化対策にならない

 僕は会社が在宅ワークを拡大することによって、女性の出産後のキャリア継続につながり、少子化対策と労働人口減少の問題に対応できると思っていました。

 しかし僕は一日を通して、幼い娘の面倒を見る機会がありました。その時に、在宅ワークでのキャリア継続は難しいことだと実感させられました。

 

 それは育児をしながらの在宅ワークはあまりにも難しいと感じたからです。

 

 僕の考えは机上の空論でした。

 

 

僕は休職を機に専業主夫への転向を考えた

 僕はうつ病で休職中です。

 

 

 どうせ休職するなら、専業主夫になった方がメリットがあるのでは?と考えていた時期がありました。理由として、以下がありました。

  • 共働きだったため、保育園の保育料が高かった(0歳児の場合は月額7万円弱)
  • 我が家は夫婦共働きであったため、僕が会社を辞めても収入源が途絶えることはない
  • 復職が可能なのかどうかが全くわからない

 しかし、うつ病の治療では何よりも休養が大切です。かわいい我が子といえど、僕も疲れたら昼寝をしたいし、復職のための勉強もしたいところです。

 役所に問い合わせたところ、病気による休職の場合は、娘を継続して保育園に預け続けられることがわかりました。これを受け、まずは体調の回復を優先し、継続して保育園に娘を預けることにしました。ひとまず、専業主夫案はなくなりました。

 

 

娘の病気を機に一日中面倒を見ることになった

 そんな中、娘が急に熱を出したので迎えに来て欲しい、と保育園から連絡がありました。これ自体はよくあることです。

 しかし、そんな時に限って、妻は外せない仕事があり、僕が面倒を見ることになりました。その時期はちょうど、回復期で僕の体調もよく、復職に向け提案資料作成や自己学習などを行っていました。この状態であれば、病気の娘の面倒も見れる、と判断しました。

 

 

本気の育児はどんな仕事よりもつらかった

 いざ、娘の面倒をみることになったものの、0歳児の保育は、これまで僕が経験してきたどんな仕事より難易度が高いものでした。

  自分の仕事に例えるなら、以下のような状態です。

  • マニュアル通りのコマンドを投入しても応答が返ってこない
  • 原因不明のエラーが頻発するが、環境依存が強く、他のナレッジはあてにならない
  • 同じ課題が発生しても、その解決策は常に異なる(過去の自分の育児ナレッジすら役に立たない!)

 もちろん、子供の気持ちを理解して真摯に対応すべきでしたが、僕にワンオペ育児は無理でした。現在はそれより成長しましたが、今度は娘の自我が発達してきたため、より扱いが困難になった気がします。

 

 僕の本職はプロジェクトマネージャなので、計画立てて、いろいろな方法で育児をマネジメントの側面から試みましたが、育児ほど思い通りにいかないプロジェクトはありませんでした。

 「これ、育児しながらの在宅ワークなんて、会社がOK出しても無理じゃん」

 

 そう気づかされました。もちろん、育児と在宅ワークを両立している方もいるのは事実です。これは父親と母親の違いはあれど、並大抵の努力ではできません。こんなにも難易度の高い育児をしながら、僕は自分の仕事はまったくできませんでした。

 正直に思います。「母親は強い。」

 

 

 

在宅ワークは浸透していないが 

 現在の日本社会では、在宅ワークは浸透しているとは言えない状況です。

 

 僕は育児に積極的な方なので、育児と仕事の両立は何とかなるだろう、と思っていました。しかし、一日中育児してみて、それは甘い考えだと思い知らされました。

 

 育児は本気で向き合わねば、実行不可能なタスクでした。

 

 会社も副業を禁止するよりも、育児を禁止した方が、生産性は上がると思います(これは皮肉です)。副業禁止規定のある会社は、きっと育児の大変さをわかっていないのです

 

 

まとめ

 やはり、男女問わず、出産後のキャリア継続のためには保育園の整備は必要だと思いました。その上で、限られた労働人口を活用するために、やはり所定の労働時間の中で仕事が完結するように、会社は本気になる必要があります。せめて、保育園の保育時間内に迎えに行けるように、社員の仕事を終わらせるよう管理職はマネジメントすべきです。

 残念なのは今の管理職(ほぼ男性)は育児を妻や実家にアウトソースしている人がほとんどです。育児がどんなに大変なものか、わかっていません。僕だって理解していたつもりが、わかっていないのと同じでした。

 

 「そりゃあ少子化にもなるよ」という感想しか持てませんでした。

 

 これは本当に愚痴ってばかりいないで、社会全体でどうにかしていかないと大変な問題です。

 

 

 まずは自分の会社にどんどん改善提案をしていきましょう!